当社の投資家であるハピネスキャピタルは、起業家とともにより幸せな世界を共創することを目指し、ベンチャーキャピタル業界初となるハピネスリターン・マトリックスを立ち上げました。本プロジェクトは、財務的リターンのみならず、幸福度のリターンにも着目する、従来の投資マインドセットの変革を目指しています。この包括的な評価方法により、投資および経営の意思決定に活かせる実用的な知見を得られるだけでなく、同じ志を持つ起業家や投資家を引き付ける投資トレンドとして「幸せ」を推進することができます。

ハピネスキャピタルのCEO Eric Ngは次のように述べています。「幸せは人類の未来にとって不可欠であり、投資基準に組み込まれるべきものです。私たちは’We > I’の理念のもと、私たちと同じミッションを持つスタートアップやVCファンドに投資し、大きな家族としてのグローバルな幸せのコミュニティを共に創造することを目指しています。」

Plantixは、著名なインパクト測定企業60 Decibelsが実施し、インパクトマネジメントのリーディングファームSVT Groupと世界的に著名なインパクト投資の専門家Jed Emerson氏が支援する、初の詳細なポートフォリオ調査に参加する機会を得ました。全関係者が協力して、業界標準のインパクト評価とハピネスリターン・フレームワークに沿った調査質問を設計しました。Plantixの共同創業者兼CEOのSimone Streyは次のように述べています。「このハピネスリターン・イニシアチブへの参加機会を得られたことに感謝しています。このイニシアチブは、プラットフォームユーザー、その家族、地域社会などのステークホルダーに対する私たちのポジティブなインパクトを新しい視点で捉えるだけでなく、さらなるインパクト創出のための実用的な洞察を提供してくれています。」

2021年半ばの数ヶ月間、60 Decibelsはインドの農家であるPlantixユーザー400人以上に連絡を取り、全体的な幸福度とPlantixへの関与度を測定しました。

調査結果のハイライトはこちらです：

• 83%がPlantixにより生活の質が向上したと報告
• 62%が小規模農家への情報提供というPlantixの目的に「非常に共感している」と回答
• 約2人に1人 の農家が「非常に幸せ」と感じており、農家の高い幸福度を示唆

私たちは、ハピネスキャピタルとのパートナーシップを大切にし、幸せを促進し現状に挑戦する具体的な取り組みを称賛しています。得られた知見は、これまでの成果と、ユーザーの生活の質向上のために次に注力すべき点を理解する上で貴重なものとなっています。

Plantixについて – https://plantix.net/en/ – ベルリンを拠点とするAI企業Plantixは、植物病害の自動検出のための世界最大の独立データベースを提供し、発展途上市場の農家のためにAIを活用しています。世界中で大規模な顧客基盤を築き、特にインドでは農家支援スマートフォンアプリケーションのダウンロード数が1000万回を超えています。

ハピネスキャピタルについて- https://www.happinesscapital.com – 香港を拠点とするグローバルベンチャーキャピタルのハピネスキャピタルは、起業家とともにより幸せな世界を共創することを目指しています。現在、米国、欧州、イスラエル、中国のシードからグロース段階の企業に投資を行っており、信頼、食品、健康、気候変動、格差是正の分野でグローバルなインパクトを創出しています。ハピネスキャピタルはLee Kum Kee Groupの一員です。