ベルリンを拠点とし、発酵技術によりチーズ産業に革新をもたらすスタートアップ企業Formoが、このたび6100万ユーロの資金調達に成功しました。
Elevat3 Capitalが主導し、EQTベンチャーズ、ハピネスキャピタル、Lowercarbon Capitalなど著名な投資家が参加した今回のシリーズBラウンドは、Formoと持続可能な食品生産の未来にとって重要なマイルストーンとなります。
1. 微生物発酵と麹タンパク質を活用し、従来の乳製品に匹敵する味わいと食感を持つ動物性原料不使用のチーズを開発。
2. 新規市場への進出と麹ベース製品の発売に向けた資金活用を計画。
3. ドイツとオーストリアの2,000店舗以上で製品を展開中。
4. 精密発酵技術による動物性原料不使用カゼインを用いたハードチーズを2025年までに発売予定。
5. 従来の乳製品に代わる持続可能な選択肢を提供し、食品業界の気候変動課題に対応。
今回の資金調達は、Formoの革新的なアプローチの有効性を実証するとともに、気候に配慮した食品技術への投資家の信頼の高まりを示しています。Formoは事業規模の拡大と技術革新を進めながら、世界のチーズ市場に大きな影響を与え、より持続可能な食の未来の創造に貢献していきます。
詳細は下記の記事をご覧ください:
– AFN’s coverage: https://bit.ly/3XrshCh
– TechCrunch’s analysis: https://techcrunch.com/2024/09/09/formo-gets-investors-mouths-watering-with-koji-protein-based-animal-free-cheese/
– The Cell Base’s report: https://www.thecellbase.com/news/formo-closes-61-million-series-b-round
Formoチームの素晴らしい成功を心よりお祝い申し上げます。